KompaktやCrosstown Rebelsなどとも同期しながら独自の進化を遂げた仏ミニマル最前線kill the dj。Ivan Smaggheと共にその屋台骨として絶大なリスペクトを集める女性DJのchloeによるセカンド・アルバムが完成しました。
自らの城であるkill the djのほか、BpitchやKarat、Gomma、Crack & Speed、Kompakt、Playhouseなど、名だたるアンダーグラウンドの名門レーベルからシングル/リミックスをリリース、プリンス・トーマス、ダミアン・ラザルスやリカルド・ヴィラロボスにスティーヴ・バグ、ブッカシェイドなど、多くの著名DJのプレイリストに名を連ねてきた才人chloe。
『I Hate Dancing』やIvan Smaggheとのダブルネーム・ミックス『Dysfunctional Family』でDJとしてもズバ抜けた才能を発揮、DJとして、クリエイターとして、フランス、UKのみならず、全ヨーロッパ的に注目を集める数少ない女性ミュージシャンのひとりです。そのプロップスはもはや、Bpitchの首領であるエレン・エイリアンにも匹敵。
2007年秋の『The Waiting Room』に続く待望の第二作『one in other』は、水墨画のように淡く、しかしながら表情豊かなサウンドスケープを、前作以上に精緻なプロダクションで音のカンバスへと落とし込んだ、またも規格外の逸品。
The Fieldの真逆をいくようなテクノ裏街道まっしぐら、どこまでもムダをそぎ落としながらビルドアップされた独自の世界観は、浮沈の激しいクラブ・シーンにおける様々なサブ・ジャンルの垣根を越えて、多くの音楽ファンのココロと耳を引き付けて止みません。ボーダーレス、そして真にオリジナル!リスペクトっす!
永劫のクラブ・アンセム「Strings Of Life」のテック・カバーも話題を呼んだFrancesco Tristanoや、Moderat名義でも再ブレイクを果たしたApparatも所属する、DJ AGORIA主宰<InFine>が放つ次なるアーティスト・アルバムは、RADIO SLAVEの名曲「Grindhouse」にも名を連ねるフランスの奇才DANTON EEPROM!
DANTON EEPROMは、Guy GerberやZombie Zombie、Simian Mobile Discoのリミックスなどもてがけ、テック領域を越えたレンジの広い作風により数々のアンダーグラウンド・ヒットをフロアに刻みこんできたフランス人コンポーザー、Julien Brambillaによるソロ・ユニット。
Dubfireによるバージョンがメガ・ヒットしたRADIO SLAVEのシングル「Grindhouse」のB面で、大御所Dubfireにも劣らぬ目を見張るような凄腕リミックスを披露して各界の注目を集めたこの新たなるタレントによるデビュー・アルバムは、クラブ・ミュージック的なエレクトロニックなサウンド・プロダクションをベースとしながらも、KILL THE DJ一派にも通じるフランスならではのダークなデカダンスを隠し味に、ダンスフロアを越えた多彩なアピールが期待できそうな好作。
先行カットされた7"「Give Me The Pain」(M②)は、インダストリアルな仕掛けを満載した裏切りハンパない極悪なロック曲で、LAURENT GARNIER、EMPEROR MACHINEやSWITCHも激プッシュ!そのB面曲「Vivid Love」(M⑪)の白痴度合いも、ヤヴァい!
KILL THE DJの紅(黒?)一点、CHLOEのボーカルをフィーチャーした倒錯極まりない「The Feminine Man」(M⑦)、Au Revoir SimoneのErika Spring Forsterを迎えた「Lost In Music」(M⑨)ほか、フックのあるボーカル曲でも巧妙に道をハズしていて、ヒネくれ具合がハンパないっす。
昨年ED BANGERからヒッソリとカットされたMickey Moonlightのシングル『Interplanetary Music』はチェックされましたか?まるでTom Tom ClubかKid Creole & The Coconutsがいまさらエレクトロ、みたいなエキゾ・トロピカルなミッド・テンポ・グルーヴが最高に心地よい名曲でした。
で、そんなMickey Moonlightが、8月アタマにアルバムをドロップ予定の、Ivan Smaggheのプロデュースしたロック・バンド<BATTANT>のリミックスを手がけたのですが(シングル「bruise, the butcher and other atrocities」/ジャケ写左)、それがまた激ウィキッド。無機質だけど複雑な打ち込みのビートの上をうっすらとスティールパンとヴォコーダーが舞う、ジャンル不明の奇天烈サウンドで、かなりの上級者向け。是非店頭をチェックしてみてください。
あとBATTANTのアルバム『No Head』は8月5日発売予定です。こちらもよろしく。
D-i-r-t-y Soundsystemのコンパイルによるオブスキュア・フレンチ・サイケのコンピ(ジャケ写右上)と仏地下ヴェテラン<KRIKOR>による遅咲きのデビュー・アルバム『Land Of Truth』(右下)も、まもなくの入荷です。
OptimoをフックアップしたミックスCD『How To Kill The Dj』や一連のTIGERSUSHIとのコラボによって、デカダンなダーク・エレクトロやダンス/ロックのクロスオーバーを誰よりも先んじて提示して見せたシーンのオピニオン・リーダーによる新たなるプレゼンテーション。
アンダーグラウンドなクラブ・カルチャーの未来を一枚の銀盤へと集約した全音楽フェチ必聴の一枚!
トラックリストは以下のとおりです。
01. Battant – RadioRod /// exclusive 02. Chloé - Be Kind To Me /// Krikor’s Mean Dub 03. Krikor – Rock Hard In A Funcky Place /// George Issakidis dzir mix 04. Remote – Hardstick /// Lahorse remix 05. Battant – Kevin /// Andrew Weatherall rmx 06. Chloé – I Want You 07. Gez O’Neil – House of Horrors /// exclusive 08. Remote - Veron 09. Fred Hush – Defenition Track /// Jennifer Cardini rmx 10. Jose Manuel – The End Of The Story 11. Jason Edwards – Codeine /// Tiger Timing rmx 12. Jason Edwards – Sun Melt /// exclusive
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