2/28/2007

Acid Jazzはじめます



英ACEのサイトでも公式に告知が出ましたが、ACEがAcid Jazzレーベルの再発に着手することになりました。第一弾はJames Taylor Quartetの1st&2ndの2 in 1で、輸入盤は今週末、英文解説対訳付国内仕様も3/16の発売を予定しております。

次のリリースとして決まっているのはMother Earthのアルバム『People Tree』だそうです(発売月TBA)。オリジナル93年リリースのこのアルバム、というかアーティスト自体が当時のジャズ文脈の中では異色という捉えられ方をされていましたが、このレーベルの雑食性やCountdownレーベルから連なるエディ・ピラーの歴史を鑑みれば実はしごく真っ当なリリースであり、いまだからこそ正当な評価が与えられることになるのではないかと期待されます。

陣頭指揮をとるのはもちろんDean Rudland、昨今多くのACEのソウル系タイトルのライナーノーツ執筆者として名前を見かける人物でありますが、実はそのキャリアのスタートはAcid Jazzレーベルだったりするのです。ということで、このレーベルの全てを知り尽くしたキーパーソンによる渾身のライナーもまた、必見であります。

Acid Jazzと言えば一般的にはやはりブランニューヘヴィーズやジャミロクワイ、ガリアーノあたりでしょうか。それらのサプライズ発掘はあるのでしょうか。今後が楽しみです。

www.acidjazz.co.uk
www.acerecords.co.uk

(K)

OHIO PLAYERS

UK・ACEレーベルより 70年代ファンクを語る上で欠かせないオハイオ・プレイヤーズのリイシュー・プログラムが始まります。

OHIO PLAYERS: PAIN(CDSEWJ-204
オリジナルマスターからのリマスタリングされた71年のデビュー作『Pain』!
バウンシーなピアノのグルーヴィーなファンクを決定付けた『Pain』に『Climax』からの2曲を含むボーナストラックを7曲追加!


OHIO PLAYERS: PAIN(CDSEWJ-214
“FUNKY WORM”というオハイオ・プレイヤーズの代表曲を収録したセカンドアルバム。
『Pain』同様『Climax』からの別曲を含むボーナストラック、フルカラーブックレット付き!!


OHIO PLAYERS: Ecstasy(CDSEWJ-226
R&Bシーンでの最重要バンドとして決定付けた傑作サードアルバム『Ecstacy』。
上記2タイトル同様にこちらもオリジナルアルバムに” RATTLESNAKE”等のボーナストラックを4曲追加。しかもファンカデリックのメンバーによるオーバーダブとのこと!


それにしてもPain⇒Pleasure⇒Ecstasyってすごいタイトルですよね・・・
(T)

A-Trak & The Rub: Sunglasses Is A Must Live

A-Trak & The Rub: Sunglasses Is A Must Live(dp-012)

10代でDMC、ITF等の世界的DJバトルで5冠を達成し、現在ではカニエ・ウェストのバックDJを努める天才DJ、A-Trackと、NYを中心にボルチモア・ブレイクス等を流行らせている仕掛け人The Rub(DJ AyresとCosmo Baker)によるヒップホップ中心の実際に行われたライブミックスCD!

新旧のヒップホップ・クラシックスを中心にソウル、ファンク、R&B、エレクトロやロック、ポップスなんかも織り交ぜるバンバータから受け継がれてきたヒップホップ流の選曲センス、超絶スクラッチやマニアも思わずニヤリとするようなブレンドなどの超絶スキル、DJプレイの見本のような素晴らしいミックスです!

こちらもヒップホップ初心者からクラブフリークまで楽しめる一枚です!!!

(S)

2/27/2007

Record Makers


気が付けばセバスチャン・テリエも地道にロングセラー、エールのおかげか、やはり底力は並大抵でない<Record Makers>の近況を。

まずは3月にKavinsky。昨年の「Testarossa」以来の新しいヴァイナルをカット。新曲4曲に加えて「Testarossa」のSebastian(from Ed Banger)リミックスも収録だとか。今年はアルバムも、あるのかな。KAVINSKY "1986" (cat# rec37)

そして4月はDamien。本国では昨秋発売済みながら仏語詞のせいもあってかインターナショナルでのウケはまだまだみたいですが、日本は我々が頑張りますよ!フランスのメディアではベックやらゲンズブールやらが引き合いに出されたりしてハイプな匂いも漂う新人です。とてもいいです。ポスト・セバスチャン・テリエ大本命、ヒット鬼祈願!!!Record MakersのA&R某氏も相当に入れ込んでおります。Damien "L'art Du Disque" (cat# 6127812)

http://www.recordmakers.com
http://www.myspace.com/recordmakers
http://www.myspace.com/kavinsky
http://www.myspace.com/damienlecointe

(K)

Ayres & Tittsworth: Ayres N Titties

Ayres & Tittsworth: Ayres N Titties(ms-030)

ニューヨークに本拠地を置く世界の良心的レコードショップTurntable Labのmoney studiesレーベルよりバイレ・ファンキ/ボルチモア・ブレイクスの真打ミックス『Ayres N Titties』がリリース!

日本でもジワジワと知名度が上がり、関連イベントが増えてきたところで本場の最重要プロデューサーDJ AyresとTittsworthによる入魂のミックス!!

Frank Ski、Rod Lee、DJ Technics、Diamond K、Scotty B、Jonny Blaze、DJ Ron Rico、Da Dukeyman、KW Griff、Jimmy Jones、Debonair Samir、Graeme Sinden、BamabounceにSpank Rockと現場感覚溢れる構成で最高に楽しいバウンシーなトラックが63曲60分も詰め込まれています!

ヒップホップ・ヘッズもクラブ・フリークスも楽しめる2007年大注目のサウンド、現在進行形のクラブ・ミュージックはコレです!!

(S)

2/26/2007

Ed Rec 2


Guess what...

SOUND OF 2007!!!

コレ聴かずして2007年始まらない終わらない…。

TRACKLISTING
1/ MR OIZO "Intra" - 01:02 :27
2/ UFFIE "Dismissed" - 03:47:39
3/ JUSTICE "Phantom" ? 4:54:17
4/ DJ MEHDI "Stick it" ? 01:29:18
5/ MR FLASH "Disco Dynamite" ? 03:07:65
6/ KRAZY BALDHEAD "Strings of death" ? 04:03:11
7/ FEADZ "Edwrecker" ? 03:28:38
8/ BUSY P "49ers" - 00:42:37
9/ DJ MEHDI "Lucky Girl" ? 04:01:71
10/ BUSY P "Rainbow Man" ? 03:32:51
11/ MR FLASH "Eagle Eyez" ? 01:45:01
12/ SEBASTIAN "Greel" ? 03:24:34
13/ KLAXONS "Interzone to Golden Skans" SO ME remix - 03:35:44
14/ VICARIOUS BLISS "Limousine" (Dub version) ? 05:27:69

完璧!!!

(K)

Lord Finesse & DJ Mike Smooth: The Funky Technician

歴史的名盤のリリースが続いているヒップホップですが、今回紹介するこの盤もスーパー・クラシック!

ヒップホップ・ヘッズなら持ってなきゃマズイんじゃないのってくらいの名盤中の名盤なのです!

2007年に復活がウワサされるD.I.T.C.のメンバーにして日本でも絶大な人気を誇るロード・フィネスがDJマイク・スムースとタッグを組んで 1990年に伝説のレーベル、ワイルド・ピッチからリリースしたファースト・アルバム『The Funky Technician』が遂にリイシューされます!!

Lord Finesse & DJ Mike Smooth: The Funky Technician(WPD-2003)



CDは長らく廃盤で入手困難、12インチもLPも値段は下がることの無い名盤!

ダイアモンドD、ショウビズ、DJプレミアというヒップホップ史上屈指の名トラックメイカーによる極上のサンプリングビートは2007年現在でも色褪せることはありません!!

フリースタイル名人としても知られるライム巧者、“ファンキー・マン”の異名も持つフィネスのラップが冴え渡る!

ボーナストラックとして12インチのみ収録で初CD化となるDJプレミアのプロデュースのM14収録!!


これは聴き逃せない1枚です!

(S)

2/23/2007

オージー・パンク!!

オーストラリアでパンクというとなかなか馴染みが薄いものですが、70年代初期から80年代にかけてアメリカやUKと同時進行で相当かっこいい音楽が80年代には存在していました!

V.A.: CAN'T STOP IT! 2 AUSTRALIAN POST-PUNK 1979-84(CD-57)

クラブ・ファンにも特大レコメン!オーストラリアの鬼カルトなポスト・パンクをディグった狂喜のコンピレーション『Can’t Stop』第二弾!

LCDサウンド・システムも軽く吹っ飛ぶディスコパンクM2ASPHIXIATION「The Crush」、チープな打ち込みドラムによるTRAXやMRフィンガーズも真っ青なSEVERED HEADSによる特上アーリー・ハウス・アンセムM5「Lamborghini」ほか、まさに今発掘されるべきタイムリーな音源が続出!

ウルフマザーや Modularレーベルのブレイクで一躍脚光を浴びるオーストラリアのシーン、その原点をここに見たっ!!!

最強!!!


Primitive Calculators: Primitive Calculators and Friends 1979-1982(CH-55)

70年代後半に活動していたオーストラリアのシンセ・パンク/ノー・ウェイヴ・バンドPrimitive Calculatorsとその周辺のバンドの貴重な音源を集めたコンピレーション!

早すぎたオーストラリアン・ノー・ウェイヴ。

当時発売されたアナログはオークション等では高値で取引されているとか。

もちろん今作にはそれらのレア音源、ライブ音源、そして当為シーンが伺えるToo Fat To Fit Through The DoorやThrush And The Cuntsといった周辺バンドの貴重な音源を17曲収録!


(S)

2/22/2007

Smalltown SuperUPDATE



Smalltown Supersoundの今後のリリースに関するいくつかのアップデイトです。

その一、Bjorn Torskeが新しいシングルを発表します。3月の早い段階で、お届けできるかと思います。タイトルは「Kokt Kveite」、彼のマイスペースで、まずは試聴を。なかなかウィキッドな仕上がりです。

その二、ノルウェイのクラブ<Sunkissed>の名を冠した何とも強力なミックスCDが、出ます!これはスゴイ!!!<Sunkissed>はLCD SoundsystemやOptimo、GlimmersにRichie Hawtin、Isolee等、実に多くのインターナショナル・アーティストたちを迎え入れてきたオスロの代表的なハコです。本ミックスの収録アーティストはノルウェイのドメスティックなプロデューサーたちが中心となるようですが、内容的にはLindstromやBjorn Torske的なコズミック&スペース・ディスコが軸となる模様で、これは絶対に間違いの無いものになるでしょう!!!

その三、ザ・シングとカトー・サルサ・エクスペリエンスによるガチンコ対決が再び!!!!!!!!!!!!!!!詳細後報!

www.smalltownsupersound.com

Smalltown Supersound、宜しくお願い致します。

(N)

2/21/2007

WAXING DEEP


このたびPヴァインがパートナーシップを結ぶことになりました新しいレーベルを紹介させていただきます。

カナダはニューブランズウィックを拠点とする新興レーベル<Waxing Deep>は、古きよき時代のヴィンテージ音源をこよなく愛するヴァイナル・ジャンキーたちのための注目の新進勢力です。このたび初めてのリリースとなる『シ・パラ・ウステ』(PCD-17104)を発表、キューバの国営レーベルである<Egrem>に遺されたファンキーなグルーヴばかりを拾い上げた驚きの選曲が世界各地で話題沸騰中!Soul JazzやHonest Jonsのカナダ版的な存在となれるのか!?

注目のレーベルのオーナーであるDanに話を聞くことができましたので、簡単に紹介させていただきます。

Q: はじめに、すごく基本的なことですが、誰がこのレーベルを立ち上げたのでしょうか。また、何人くらいのスタッフがいるの?

A: レーベルとしての活動をスタートさせたのは僕自身で、まだまだ小さなレーベルだから他にスタッフはいないんだ。僕ひとりで、全てこなしている。

Q: ウェブを見ると、色々なことをやっているように見えますが…、その活動の軸は、レーベルということでいいのでしょうか?やはりキューバやラテン音楽が、一番の関心なのですか?

A: Waxing Deepは実は元々ウェブ・ラジオからスタートしたんだ。元々僕はヴィンテージ・ヴァイナルのディーラーで、そのプロモートのために、ラジオでの販促を開始した。それが全ての始まりだった。レーベルは、ラジオでやってきたことを、CDという別のフォーマットに収めた、そういう感じかな。

みんなそうだと思うんだけど、こういう昔の音源が好きな人って、特定のジャンルだけじゃなくて、色々な種類のものを探求しているよね?僕も自然とそういうスタンスになっていったから、別に今回のCDに収められているようなラテン音楽ばかりを掘ってきたわけではないんだ。でも、ラジオで様々なタイプの音楽を紹介してきた中で、ヴィンテージのキューバをかけると、とてもたくさんのフィードバックがあったんだ。そこで、キューバで一枚CDにしてみたら、売れるんじゃないかと、思ったわけさ。

これまではラジオのほうが中心だったけど、今後はもっとレーベルの活動にシフトしていくと思うよ。CDを通してより多くの新しい人々に<Waxing Deep>とうブランドを認知してもらえるようになっていくと思うし、レーベルとしても頑張らないとね。

Q: ウェブ・ラジオということは、リスナーは世界中?また、カナダのラテン・コミュニティって、どういう感じなのでしょうか?

A: イエス。特に今回のCDについても、カナダだけで商売しようと思ったら、正直なところ厳しいと思う。カナダのラテン音楽はまだまだニッチなマーケットだから。1000枚売れれば大成功と言えるくらいの、小さな市場しかない。でもインターネットを通して世界中のリスナーの声を聞くことが出来て、確実にラテン熱は高まっていると感じた。だからCDリリースに踏み切ることができたんだ。

勿論カナダにもラテン・アメリカ諸国からの移民がいて、モントリオールやトロントの中心部には彼らのコミュニティが存在する。でもマイアミやニューヨークと比べると随分と小さなものだよ。でも今回のCDに入っているミュージシャンも何人か、トロントに移民で来ていたりもするんだよ。

Q: レーベルの今後について教えてください。

A: まずは『シ・パラ・ウステ』をしっかりと売って、その第二弾につなげられたらと思ってる。Egremにはまだまだ秘宝ともいえる楽曲がたくさんあるからね。全体的な方向として考えているのは、今となっては入手困難となってしまった音楽を、ジャンル問わず発掘していきたい、ということ。

実は60年代から70年代にかけてケベックのマイナー映画で使われた音楽のコンピレーションというのも、予定している。あまり一般的には知られていないけど、当時のインディペンデント・フィルムのBGMは、結構ヤバい。ファンクやサイケ、ジャズなど、どれもかなりのクオリティなんだよ。実は日本のリスナーからは、そういったサントラ音楽について、定期的に問い合わせがあるんだよ!

Q: イベントのオーガナイズとかは、しないのですか?

A: 昔モントリオールに住んでいたころは、レギュラーでイベントを打っていた時期もあったけど、いまは<Waxing Deep>としてウェブ・ラジオやレーベルに専念している感じかな。

Q: 今回のコンピの話に戻りますが、Egremとの交渉は、簡単に進みましたか?キューバの国営レーベルなどと聞くと、とてもお堅いイメージを想像してしまうのですが。

A: そうだね。まるで堅物の役人と話してるような感じだったよ。政治体制も社会状況も違うし、まずは共通の土台に立つことすら難しかった。交渉は困難を極めたよ。共産主義ということもあるかもしれないけど、外界に対するアクセスが限られているせいか、外の世界に対する認識自体が、全く異なるように感じられた。でも、この次もまた彼らとは仕事ができると思うよ。第二弾を期待して待っていてほしいな!

ということで、まだまだ出来立てほやほやのレーベルですが、今後の動向にご注目ください!

http://www.waxingdeep.org

http://www.myspace.com/waxingdeep

V.A./シ・パラ・ウステ(PCD-17104)は5月3日発売予定です。

(N)

ドクター・ラバーファンク

2001年にファットボーイ・スリムのレーベル<サザンフライド>から初めてのシングルをカット、「ファットボーイ・スリムの再来」とまで言われ鮮烈なデ ビューを果たしたDR RUBBERFUNK。

2003年にファースト・アルバム『The First Cut』を自身のレーベル<GPS>から投下すると、その話題はブレイクビーツの畑を越えてジャズ、ファンク、ヒップホップ・リスナーへと広く波及、「ブ レイクビーツ世代のディープファンク新解釈」などと賞賛され、世界中のアンダーグラウンドな音楽ファンを虜にしました。

Dr RUBBERFUNK: My Life at 33 (GPSCD-02)


3 年ぶりに届けられたこの新作『My Life At 33』は、前作で打ち出したファンク、ヒップホップやジャズへの傾倒はそのままに、よりオーガニックなライヴ志向を鮮明にした、ソウル・オーケストラ・サイドのクオンティックやブレイケストラあたりにも通じるダイナミックなサウンドでプロモ段階からまたまた賞賛の嵐!

先行シングル「Watch The Tabels Turn」はローラン・ガルニエからコールドカットにイーゴン(Stones Throw)まで、またもジャンルレスに多くの音楽愛好家たちを熱狂させている!!!

『Straight No Chaser』誌は「これぞ成熟したB-BOYの真の姿!」と絶賛、ある日刊紙はそのビート・センスをレモン・ジェリーと比較、ジャズマン・ジェラルドも思わず7”を衝動買いせずにはいられなかったというハイクオリティなファンク・エッセンス…。

独特の折衷感覚に基づき組み立てられたロンドン発のグッド・グルーヴがまたも世界を席巻、いよいよ大ブレイクなるか!?


(S)

2/19/2007

Kitsune new 12"


大注目ミックス『Kitsune Udon』も間もなく発売となるKitsuneからのメゾン・シリーズ最新12"の情報です。

まずはThieves Like Us(Kitsune 048)。ベルリンで出会ったスウェーデン人ふたりとアメリカ人ひとりの飛び切りヴィヴィッドな多国籍部隊!「ダフトパンク『ディスカバリー』のB面のよう」なしっとりとしたミドル・チューンの「Drugs in my body」、よりダイレクトにフロアを志向した「Fass」、どちらも超強力!

http://www.myspace.com/thieveslikeusplaymusic

続いてPunks Jump Up(Kitsune049)!そう、Peter Bjorn & Johnの日本盤ボーナストラックのラストを飾ったあのリミックスを手掛けたデュオです!!!Headman、NightmovesにBaseball Furiesというリミキサー陣も強力!これは文句ナシのキラー!!!

http://www.myspace.com/punksjumpup

どちらも3月上旬から中旬にかけての発売予定です。ご期待ください!

(N)

アンフェタミーニーズ!!

THE AMPHETAMEANIES: Now! That's What I Call.... (SHaG-031CD)

ベル&セバスチャンのミック(トランペット)やフランツ・フェルディナンドのアレックス(残念ながら現在は脱退、しかしM2,11,14を作曲!)の参加が話題になったグラスゴーの2トーン・スカ・バンド、アンフェタミーニーズのセカンドアルバムが届きました!!

何と今回アレックスに代わってギターを鳴らすのはBISのジョン・ディスコ!

9人編成のスカ・バンドで、リードをとる女性ヴォーカルは、Pink KrossのJane Chalmersで、グラスゴーのインディー・シーンで活躍するミュージシャンたちが大挙参加した超豪華な「課外活動」作品。

ただし課外活動とは言っても侮ってはいけません。

厚く熱いホーンが唸りを上げ、疾走感のあるリズムでグイグイ押しまくる、ルードでファットなビートがタップシ詰まった、スペシャルズにだって負けてない相当本気なスカ・アルバムです!

海外のスカ・シーンは最近大人しい感じですが、日本ではスカパラは相変わらずの絶大な人気を誇り、オレスカバンドのような勢いのある若手バンドの登場や、マイスティースの安定した素晴らしい活躍ぶりなどスカ・シーンは確実に層を広げています!

モッズ、スカ、2トーンズ、和モノスカバンド好きには自信を持ってオススメできる1枚です!

またまた話題沸騰間違いナシ!


(S)

2/16/2007

Cowboy Roy Brown: Street Singer


Cowboy Roy Brown: Street Singer(DE-790)

なんと1875年(!)生まれのストリートシンガー、カウボーイ・ロイ・ブラウンの驚きの未発表音源集の発表です。

幼少の頃から牧師であった父にギターを習い、アメリカ各地を放浪しながらブルースやフォーク、カウボーイソングを歌いつづけてきた生粋のストリート・ミュージシャン!
1950年代半ばに録音された貴重な音源が世界初のリリースとなります。

現代音楽のルーツともいえるアーティストの一人です。

(T)

2/15/2007

Jazkamer来日です!




ノルウェイのノイズ大将、Jazzkammer改めJazkamer、待望の来日です!

現段階で判明している公演は、下記のとおり。

23.02.07 Jazkamer, Rulla. Bar Navel. Osaka, Japan.
24.02.07 Jazkamer, Rulla. Parlwr, Nagoya, Japan.
25.02.07 Testicle Hazard, John Hegre/Government Alpha/Reiko A., Mike Shiflet/Astro, KK Null. Loop Line, Tokyo , Japan.
03.03.07 Jazkamer/Astro/Hair Stylistics, Keiji Haino, Astro Twin, Mania Organ, Struggle For Pride, Optrum. Earthdom, Tokyo , Japan

「z」と「m」を削ぎ落としてダイエット、身軽になったことですから、直前になってさらに増えたりすることもあるかもしれませんので、今後の情報にも、ご注意ください!

ノルウェイの先走りレーベル、Smalltown Supersoundの暗黒サイドをリプリゼントする最重要人物による待望の再来日、お見逃し無く!!!

なお、最高傑作との呼び声も高いSmalltownからの最新リリース『Metal Music Machine』(STSJ118)も緊急再入荷、こちらも宜しくです。

(N)

2/14/2007

JIMMY BURNS

JIMMY BURNS: Live at B.L.U.E.S. (DE-789)

1943年ミシシッピ出身のシンガー/ギタリストで、遅咲きではあるが、デルマークから96年にデビュー・し、ドス黒いヴォーカルとギターの迫力で一躍注目のブルースマンとなったジミー・バーンズのライブ盤。

ジョン・リー・フッカーのサイドを固めたエディ・バーンズの弟でもあり、マディー・ウォーターズやジョン・リーに受けた影響にポップスやR&Bの要素を柔軟に取り入れたスタイルは一聴の価値ありがあります。

こちらもエスニック・ヘリティッジ同様にライブDVD(DVD-1789)もリリースされますので、そちらも是非御覧下さい!!

(T)

2/13/2007

Ethnic Heritage Ensemble

前衛ジャズ集団AACMのカヒル・エルザバー率いるスピリチュアルジャズ・バンド、エスニック・ヘリテッジ・アンサンブルのライブ・アルバムがリリースされます。

Ethnic Heritage Ensemble: Hot 'N' Heavy - Live at the Ascension Loft(DE-574)

アメリカンミュージックであるジャズやファンクと、アフリカンミュージックの見事な融合。

まるでインパルス期のファラオ・サンダース、アッティカ・ブルースの頃のアーチ・シェップをほうふつとさせるスピリチュアルジャズ!!

スピリチュアルジャズ、ビルド・アン・アークのファンにもオススメの全5曲収録です。

1. Major To Minor (14:18)
2. MT (12:45)
3. Hot 'n' Heavy (10:09)
4. There Is A Place (14:32)
5. Black As Vera Cruz (15:00)

カヒル・エルザバー:ドラム、アースドラム、カリンバ / コーリー・ウィルケス:トランペット、フリューゲルホーン、パーカッション / アーネスト・ドーキンス:アルト・テナーサックス、パーカッション / ファリード・ハクエ:エレクトリック・アコースティックギター

同内容のライブDVD(DVD-1574)も同時リリースされます。

(T)

40winks: Sound Puzzle

グッドニュース!!!

06年の夏で閉鎖したかと思われたアメリカの優良エレクトロニカ/IDMレーベル、Merckから新作が届きました!!

40winks: Sound Puzzle(MERCK-046)

ベルギー在住のPADMO、WEEDYの二人のプロデュ?サ?からなる40winksは日本やヨーロッパのレーベルから12インチと1stアルバムを既にリリース経験を持ち、ファンキー/ジャジー・ダウンテンポ、インスト・ヒップホップ界隈ではやや名の知れた存在。

Merck からの今作『Sound Puzzle』も相変わらずのサンプリング主体のダウンテンポ・サウンドで、ソウル、ファンク、ジャズはモチロン、サントラなども多用したサウンドは、まるでDJ SHADOW、J DillaやMadlibにヨーロッパ・フレイバーを加えたかのようです!

Merckの一連の作品やDday One等の音が好きな人ならハマル音ですよ!!


(S)

2/09/2007

ディープ・ソウル極めつけ

DANNY WHITE: Natural Soul BROTHER - The Frisco Recordings And (CDKEND-269)

ディープ・ソウル極めつけの一人、ニューオーリンズのソウルマン、ダニー・ホワイトの究極のコンピレーションがリリース。

Frisco、 Atlas、SSS International等のレーベルに残されたダニー・ホワイトのコンピレーション。

スタックスやハイのスタジオでの録音、初期ニューオーリンズ・ソウルなど非常に貴重な曲ばかりです。

”Keep My Woman Home”、”Kiss Tomorrow Goodbye”など全21曲収録。

1.KISS TOMORROW GOODBYE
2.THE LITTLE BITTY THINGS
3.NEVER TELL YOUR FRIEND
4.MAKE HER MINE
5.THE TWITCH
6.WHY MUST I BE BLUE
7.ONE LITTLE LIE
8.LOAN ME A HANDKERCHIEF
9.I’VE SURRENDERED
10.LOVE IS A WAY OF LIFE
11.HOLD WHAT YOU GOT
12.MOONBEAM
13.MISS FINE MISS FINE
14.CAN’T DO NOTHING WITHOUT YOU
15.MY LIVING DOLL
16.NOTE ON THE TABLE
17.KEEP MY WOMAN HOME
18.I’M DEDICATING MY LIFE
19.ONE WAY LOVE AFFAIR
20.NATURAL SOUL BROTHER
21.KISS TOMORROW GOODBYE (Radio ad)



2/16には国内盤(PCD-17082)も発売予定です。

(T)

ぶっ飛び人力アンプラグド・ダンスミュージック

こいつはすごい!!

Alex Mayer & Shyam Kumar Mishra: FLYING CARPET (1970-6)

オーストラリアのアボリジニの伝統楽器<ディジュリドゥ>を操るAlex Mayerとインドの伝統打楽器<タブラ>奏者のShyam Kumar Mishraという二人のグルーヴマスターによる、なんとも怪しげな、ぶっ飛び人力アンプラグド・ダンスミュージック『Flying Carpet』!!

ここ最近、レイヴ、野外フェスティバル等でクラブミュージック好きにも人気のあるこの手のワールドミュージック、ディジュリドゥのうねる倍音とタブラの作り出すグルーヴは打ち込みのダンスミュージックにも負けません!

良質の野外イベントが増えてきてこの手の音楽を聴く人も増えてきています。
2007年はトライバルなダンスミュージックが流行る予感大!

(S)

2/08/2007



今週入荷の輸入盤の中からのオススメをご紹介します。

ジャケ写左は
"HITS PARADE / MIX PARADE" COMPILED & MIXED BY DAVID CARRETTA(SFCD20061)

デヴィッド・カレッタのミックス仕事&Space Factoryの12"音源を2CDにまとめたもの。インターナショナル・ディージェイ・ジゴロからのヒット「Vicious Game」で知られるカレッタですが、DJもまたとてつもなく素晴らしい!ジゴロと並んでヨーロッパのエレクトロ・シーンを代表するアーティストによる磐石のミックス、安心して聴けます!

ジャケ写中央が密かにレコメンしたいユニークな一枚。
V.A. / Sky Line Part One(ADMCD03)

テクノ黎明期のコンピなのですが、まだテクノとハウスがキッチリと区分けもされていなかったような頃の音源を中心にセレクトしてまして、今聴くとなんとも新鮮です。フランキー・ナックルズもウェストバムもプラガ・カーンも並列、ベルジャン・ニュービートから初期ハードコア・テクノへの流れを一望できる、これまでになかった素晴らしい企画です。オプティモなども、ここらあたりのサウンドを随分と参考にしていますよね。アシッドハウスやイタロディスコに続く初期クラブ・ミュージック発掘の新たな一枚。

そしてジャケ写右は新譜ではないのですが、来日、です。
THE HACKER / A.N.D. N.O.W…(Human 22)

ザ・ハッカー、来ます。東京は3/16(金)にUnitで、やるみたいですね。ミス・キトゥンの相方、というか、キトゥンの名声も彼があればこそ。そんなハッカーによるガチガチのエレクトロ・ミックス!上記カレッタのミックスとも『Sky Line』コンピとも繋がるエレクトロ偏愛剥き出しの痛快な一枚。

三枚まとめてエレクトロ三昧。聴き過ぎても太ることはありませんから、安心してお召し上がりください。

(K)

ヒップホップ+インド

ドクター・ドレやエリック・サーモン、ビートマイナーズにブラック・アイド・ピーズなどなどUSヒップホップでは意外とインドネタのヒップホップがあります。

西洋の音楽とは全く異なるグルーヴ感がおもしろいですよね。

で、今日紹介するのはインドにルーツを持つbraze(ブレイズ)なるトラックメイカーのソロアルバム『supremacy』!braze: supremacy (SHK-011)

NYやLAの某大物アーティストの”ゴースト”プロデューサーをやっていただけあって、プロダクションスキルはさすがのもの、かなりかっこいいサウンドを聴かせてくれます!

誰の”ゴースト”かはここではお教えできないのですが、聴けばきっとわかります!!

インドをルーツに持つだけに、自らの演奏によって絶妙な加減で取り入れられているシタールやタブラなどのエスニック・フレイバーも病み付きになります!

フィーチャーされたMC陣はベテランから、これからの活躍が期待される新人までバラエティーに富んだ人選、J Dillaワークスで御馴染みのフランク・ン・ダンク、カナダ初のUSメジャーと契約したMCショクレア、Redmanのレーベルとも契約しているソクラテス、J5バリのマイクリレーがアングラヘッズには御馴染みのブラスマンクなどなど・・

イロモノではなく、正真正銘、上質かつ良質のヒップホップです!!

(S)

2/07/2007

CATHERINE HOWE: What a Beautiful Place

CATHERINE HOWE: What a Beautiful Place (NUMERO-012)

毎回コレクターの度肝を抜く米・NUMEROレーベル、2007年の最初のリリースからして大ニュースです。

ネットオークションや専門店では驚異の6桁越え、市場には滅多にでまわることがないとまで言われるUKのフォーク・シンガー、キャサリン・ハウのウルトラ・レア・デビューアルバム『What A Beautiful Place』の世界発CDリイシューです!!

ジャズ・ピアニスト、ボビー・スコットによるプロデュースで、イギリスの伝統的フォークとロンドンのポップの要素が牧歌的に融合したサウンド、優しく美しいキャサリン・ハウの歌声と内容も素晴らしい傑作アルバム。

キャサリン・ハウはいまも現役で活動していて、今年には通算6枚目となるアルバムをリリースしています。

今作はもちろん全曲リマスタリング済み、さらにNUMEROが発掘したオリジナルマスター・テープからのボーナストラックも1曲追加されたスペシャル・バージョンとなります。

上の写真はCDのケースの写真ですが、ライナーのジャケットは当時のアナログのジャケットを再現した下のものです。



ちなみにNUMEROレーベルの次回リリースはソウル/ファンクものですが、またまた激レア音源になるようです。
詳細は追ってお伝えしますが乞うご期待!

(T)

2/06/2007

UNITY GAIN THEORY: A SYMBOL & A SOUND

次々と素晴らしいアーティストが日本にも紹介されているジャジー・ヒップホップ・シーン。
UKからも新しいアーティストがやってきたので紹介します!!



UNITY GAIN THEORY: A SYMBOL & A SOUND (TIDR-001CD)

UKのプロデューサーBryn Griffithsの元に集まったMC、シンガー、ミュージシャン、デザイナーからなるジャジー・ヒップホップ・プロジェクト:ユニティ・ゲイン・セオリーのデビューアルバム『A Symbol & A Sound』。

UK・Big DadaレーベルのWayne "Lotek" Bennett(ミックス&プログラム)、日本でも人気のHKB FiNN(MC)、More or Les(MC)、ベンベ・ゼグェ、Seiji、Mark De Clive Lowe らの作品にフィーチャーされてきたLyric L(シンガー)、ディープハウス・シーンでも歌声を聞かせるAllonymous(シンガー)、ロールスロイスからgorillazまでの作品を手掛ける Beat13(デザイナー集団)など既に活躍が広く知られているアーティストの他、Sophie Faricy(シンガー)、Juice Aleem(MC)などバツグンの存在感を示す新進のアーティストが共演!

ファンキーなジャジー・ヒップホップからスピリチュアル色の濃いものまで、ジャズ、ファンク、エレクトロの要素を上手く詰め込んだ内容は人気の衰えないジャジー・ヒップホップ・シーンに一石を投じる内容です!

(S)

2/05/2007

バニー・ラビット入りました




今週も堰を切ったように続々入荷しています。そんな中から取り急ぎ一枚だけフックアップ。

Bunny Rabbitの『Lovers And Crypts』です。

一聴するとLady Sovereign、ココロージーの新作にも通じるセンスを秘めつつどこかUffie的脱力感もあり、聞き込むほどにハマってゆきます。

ココロージーの「ココ」ビアンカ嬢のレーベル、Voodoo Erosからの新譜になります。

http://www.myspace.com/loversandcrypts

http://www.myspace.com/voodooeros

http://www.voodooeros.com/

(N)

Sonorama Records


ドイツのJAZZ/WORLDレーベルSonorama Recordsの輸入販売を開始しました!
上質かつ激レアなヨーロピアン・ジャズやブラジリアンのリイシューで有名なレーベルです。

国内盤でもザ・ジーナイン・グループの発売も予定されていますが、輸入盤で3月発売予定のタイトルをここで紹介します!

Elsie Bianchi Trio / Atlantis Blues (SONOC02)
V.A. / Puppet Jazz (SONOC05)
Greetje Kauffeld / And Let The Music Play + Remix LP (SONOC07)
Memphis Black / Soul Club (SONOC10)
Inge Brandenburg / It's Alright With Me (SONOC14)
V.A. / Metro's Midnight Music (SONOC16)

いずれもCD・LP両方とも扱います。

ヨーロッパのジャズやライブラリーモノ等、非常に質の高いものが揃っていて、オリジナルのアナログ盤は驚異の6桁越えなんてものも混じっていますので、この機会にぜひどうぞ!!

各タイトルの詳細は追ってご紹介します!

(T)

2/02/2007

V.A.: THE UPLOCK RECORDS STORY VINTAGE SOUL FROM PHILADELPHIA


V.A.: THE UPLOCK RECORDS STORY VINTAGE SOUL FROM PHILADELPHIA

昨年も日本のソウルファンを楽しませてくれたUK・GRAPEVINEより、ノーザン・ソウル、ディープ・ファンク/ソウルファンに非常に人気の高いフィラデルフィアのレーベルUPLOCK RECORDSのレア音源コンピレーションがリリースされます!

ケブ・ダージ・クラシックスとしても知られる、DELEGATES OF SOULは再発7インチも出ている” I’ll Come Running Back”(M1)の未発表バージョン(M19)、レーベルのスタジオ・ミュージシャンによるインスト・バージョン(M20)を発掘!

その他にも4トラックを収録!

CD-Rにカラーコピーのジャケットと言う再発盤ですら大きな話題になったCHARLES MINTZは、M1とのダブルサイダーのリイシュー7インチも人気の” Running Back”(M18)さらに未発表バージョン(M21)含め9曲も収録!

フィラデルフィアを代表するHarold Melvin & The Blue Notesでは魅惑のバリトン・ヴォイスを聞かせたTEDDY PENDERGRASSの貴重な初期ソロワークは3曲収録。

子供ながらにしてOtis Reddingの前座も勤めたTONY TALENT(後にThe Coalitionsを結成)のレア音源も2曲収録!


Track Listings
1.DELEGATES OF SOUL - I’ll Come Running Back
2.DELEGATES OF SOUL - What A Lucky Guy I Am
3.DELEGATES OF SOUL - Heartbreak Of Love
4.DELEGATES OF SOUL - Girl I’m At Your Door
5.DELEGATES OF SOUL - Don’t Take Your Love From Me
6.CHARLES MINTZ - Candy Baby
7.CHARLES MINTZ - Think Of What You’re Losin’
8.CHARLES MINTZ - Love Wheel Turning
9.TEDDY PENDERGRASS - We Got Love
10.TEDDY PENDERGRASS - Angel With Muddy Feet
11.TEDDY PENDERGRASS - Should I Go Or Should I Stay
12.TONY TALENT - Gotta Tell Somebody (About My Baby)
13.TONY TALENT - Hooked On You
14.CHARLES MINTZ - Since I Found You Girl
15.CHARLES MINTZ - Finders Keepers
16.CHARLES MINTZ - Lucky Guy
17.CHARLES MINTZ - Give A Man A Break
18.CHARLES MINTZ - Running Back
19.DELEGATES OF SOUL - I’ll Come Running Back (ALTERNATIVE VERSION)
20.THE UPLOOK ORCHESTRA - Running Back (INSTRUMENTAL)
21.CHARLES MINTZ - Running Back (ALTERNATIVE VERSION)


2007年もGRAPEVINEによるコンピレーションは目が離せなそうです!!

(T)

THE ETERNALS: Heavy International


THE ETERNALS: Heavy International(ast-44)

Damon Locks (vocals/keys), Wayne Montana (bass/keys)とTim Mulvenna (drums/percussion)からなるシカゴの3人組みダブ・ロック・バンド、THE ETERNALS待望の新作『Heavy International』がリリース決定!!

ダブ、ダンスホール、ラテン、ファンク、ワールドといったスタイルにクラッシュ、バッド・ブレインズ、フガジをミックスしたスモーキーでヘヴィーでダーティーでズブズブなダブ!

04年の『Rawar Style』リリース後、2度も日本ツアーを行っているだけあって、今回もバカ受け確実!!

エレピ、シンセを多用してスペーシーな感じが強かった前作に比べ、今作はダンスホール、ドラムンベース色の強いビートが増え、よりアグレッシヴなサウンドに進化!

初回入荷分のCDにはステッカー、LPにはポスターが特典としてつく予定です!

(S)

2/01/2007

フランスの地下系


いよいよ2月、ED BANGERのDJメディも秒読みです。他社モノでも、TTCやタクティール、PARA ONEなど、フランスからの注目リリースが続々!ということで、今日はちょっとそこいらの展開にもピッタリの併売アイテムをいくつかおさらいしておきたいと思います。

まずジャケ左はTTCほか仏地下異型ビートの奇才ばかりが集うパリの名物パーティ<TOXIC>の雰囲気をそのままにパッケージ化したコンピ『TOXIC』。アンチコン系アングラヒップホップからTuff CrewやFearless Fourなどの米国オールドスクール、ESGやRoyal Familyなどポストパンク~ニューウェイヴ、JusticeやDabryeなどの今モノまでが並列された絶好盤!ここに収録されたサウンドがそのまま現行シーンに直結してくるわけではないですが、彼らのルーツが確認できる、またとない一枚です。

続いてジャケ右上、リリース数はさほど多くないですがどれも良質なモノばかりで毎度好事家たちを唸らせる先鋭インディ〈TSUNAMI ADDICTION〉からのホットな一枚、dDamageによるアルバム『Shimmy Shimmy Blade』です。Bigg JusやMF DOOM、Doseone、TTCなどのアングラ・ヒップホップ人脈から大挙ゲスト参加。Ed Bangerの2007年第一弾シングル、Krazy Baldhead『Crazy Moth3f2ck8z』もTESをフィーチャーしてましたし、元々ヒップホップ畑の人たちも結構こちら方面に流れてきているのでしょうか。音的にも、Ed BangerやInstitubesなどのファンなら絶対レコメン!

そして最後ジャケ右下はEd Banger。アルバムも待ち遠しい天才ビート・プロデューサー、Mr FLASHによるエロ・グルーヴ・ミックス『Monsieur Sexe』!昔のカルトなサントラ等からディグってきた秘蔵音源をミックスしたものですが、インタールード的に使用されているMr FLASH自身のトラックも絶品です!

ヒップホップやディスコ、ハウスなどのジャンルを軽やかにまたいで、というかまるで最初から無かったかのごとく奇想天外な音の爆弾を続々発射、世界中のフロアを絨毯爆撃しながら躍進を続けるフランスのシーンから目が離せません!

(K)