1/30/2009

DEERHOOF VS SRC



ディアフーフ来日ですね。

本日の大阪を皮切りに、明日名古屋、明後日東京です。

ディアフーフといえば、まだ知らないヒトも多いと思いますが、名曲「+81」がひそかにSOUTH RAKKAS CREWというエレクトロ・ダンスホールのビッグ・ネームによってリミックスされてまして、これがとてもいいんですよ。

SOUTH RAKKASは「Chinkuzi」とか「Bionic Ras」などのヒット・リディムによって主にダンスホール(・レゲエ)の畑で知られているアーティストなのですが、レゲエ/エレクトロをクロスオーバーさせた唯一無二のハイブリッド感覚は、ジャンル問わず様々なタイプのDJ、クリエイター筋から注目を集めておりまして、直近の作品集はディプロの主宰する<MAD DECENT>からリリースされています。

このあともう一発、MAD DECENTと組んでシゴトするようなハナシも伝え聞いておりますし、ここ最近はSWITCHやSINDEN、SURKINなどともステージを共にするなど、今後はますますエレクトロ/インディ/ダンス・フィールドで知名度が上がっていくんじゃないでしょうか。

そういえば、リリー・アレンの「LDN」のリミックスとかも、やってるんですよね。

ディアフーフ VS SOUTH RAKKAS、いまだオフィシャル・リリースはありませんが、「SOUTH RAKKAS CREW GOODLIFE MEGA MIX」っていうので、少しだけ聞けますんで、是非お試しいただければと。

こちら ↓ ↓ ↓ です。

www.thecouchsessions.com/2008/11/south-rakkas-crew/



SRC myspace: www.myspace.com/southrakkas

SRC official: www.southrakkascrew.com


(K)

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The Soul Of Spanish Harlem


今週はオヴェイションズというビッグ・リリースもあったのですが、まずはコレに触れないわけにはいかんだろう、ということで、BGPのラテン・レアグルーヴ・コンピを紹介させていただきます。

タイトルもそのまんま直球の『The Soul Of Spanish Harlem』!カッコいい!!

マンハッタンを下り、アポロ・シアターのある125th StreetからMarcus Garvey Parkを抜けて96th Streetあたりまでの地域は、いわゆるスパニッシュ・ハーレムと呼ばれる、ニューヨークでも指折りのラティーノ・コミュニティであります。

バリオですよ、バリオ!

60年代、ナスティなラテンR&B、或いはブーガルーやシンガリンを生み出したこの地域のパワーとグルーヴを封じ込めた珠玉の一枚が、この『The Soul Of Spanish Harlem』なのであります。

ジョー・バターンやモンギート・サンタマリア、ハーヴェイ・アヴァーン・ダズンなど、レアグルーヴ・シーンでも人気の鉄板アーティストを軸に、ニューヨリカンらしいハイブリッド感覚が爆発した妖しくも切ないウェットなキラー・チューンばかりを厳選した、ここ数年のBGPシゴトの中でも群を抜くクオリティ・コンピレーション!

収録楽曲は以下のとおり。


1. Ain't No Big Thing - RALFI PAGAN
2. True Love - THE TERRIBLE FRANKIE NIEVES
3. Heaven (Is Not For Everyone) - TITO RAMOS
4. Central Park - THE HARVEY AVERNE DOZEN
5. Crying Time - MONGUITO SANTAMARIA
6. Don't Be Afraid - THE LEBRON BROTHERS ORCHESTRA
7. That's How Rumours Start - JOEY PASTRANO
8. On Old Broadway - 107TH STREET STICKBALL TEAM
9. Same Old Sad Song - RAY JAY & THE EASTSIDERS
10. Reflections Of My Life - 125TH STREET CANDY STORE
11. Your Smile - PARRISH
12. Some Lonely Heart - RONNIE MARKS
13. There's No Other Girl - OLIVIERI
14. Maria, Maria - KING NANDO
15. Already Satisfied - TONY MIDDLETON & BOBBY MATOS
16. I'll Never Let You Go - THE LAT-TEENS
17. Nitty Boo Boo - THE NITTY SEXTETTE
18. I'm Gonna Leave You - RUSSELL COHEN & THE NEW YORKERS
19. Lonely Has Been My Day - RALPHIE & THE LATIN LOVERS
20. Ordinary Guy - JOE BATAAN


オヴェイションズもソウルだけど、こっちはこっちで、ソウルなのですよ。

好評発売中です。


(K)

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1/27/2009

KILL THE DJ presents ON PREND LES MEMES ET ON RECOMMENCE



Blackstrobeとして全世界に旋風を巻き起こした仏エレクトロ・シーンの最重要人物、Ivan Smagghe(現在はBlackstrobeを脱退)が主宰するパリの先鋭レーベル<KILL THE DJ>のショウケース・コンピレーションが発売となります!

タイトルは『KILL THE DJ presents ON PREND LES MEMES ET ON RECOMMENCE』。

本作のためだけのスペシャルなエクスクルーシヴ3曲や、この春、全ヨーロッパでブレイクが確実視されている強力なニューカマー、BATTANT(何とIvanがプロデュースを手がけた斬新過ぎるニューウェイヴ・バンド!)のAndy Weatherwall Remixを含む、同レーベルの過去、現在、そして未来が集約された最高品質のショウケイス。

OptimoをフックアップしたミックスCD『How To Kill The Dj』や一連のTIGERSUSHIとのコラボによって、デカダンなダーク・エレクトロやダンス/ロックのクロスオーバーを誰よりも先んじて提示して見せたシーンのオピニオン・リーダーによる新たなるプレゼンテーション。

アンダーグラウンドなクラブ・カルチャーの未来を一枚の銀盤へと集約した全音楽フェチ必聴の一枚!

トラックリストは以下のとおりです。


01. Battant – RadioRod /// exclusive
02. Chloé - Be Kind To Me /// Krikor’s Mean Dub
03. Krikor – Rock Hard In A Funcky Place /// George Issakidis dzir mix
04. Remote – Hardstick /// Lahorse remix
05. Battant – Kevin /// Andrew Weatherall rmx
06. Chloé – I Want You
07. Gez O’Neil – House of Horrors /// exclusive
08. Remote - Veron
09. Fred Hush – Defenition Track /// Jennifer Cardini rmx
10. Jose Manuel – The End Of The Story
11. Jason Edwards – Codeine /// Tiger Timing rmx
12. Jason Edwards – Sun Melt /// exclusive


そして、やはりチェックしてもらいたいのがBATTANT。

すでにIvanの肝いりの元、ロンドンの老舗<FABRIC>でもライヴを敢行、大成功を収めるなど、アルバム発売前からハイプとなっている期待のニューカマー。






www.killthedj.com


(K)

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1/14/2009

今年も宜しくお願い致します。



遅くなってしまいましたが、本年も宜しくお願い致します。今年は正月ボケもすっ飛ぶくらい、年初から様々なリリースが、ございます。

年末年始に掛けてのトピックをいくつか。


ジャケ上段左) ARTURO CAPONE “Miocuore”

引き続き好評をいただいておりますチキン・リップスのスティーヴィー・コーティー主宰<Bear Funk>からの新作です。すでにダニエル・バルデッリ、トレヴァー・ジャクソン、コスモ・ヴィッテリからダニー・クリヴィットまで、様々なDJたちがプッシュしているイタリア人コズミック・ユニット。

www.myspace.com/arturocapone




ジャケ上段中) PILOOSKI & DIRTY: Dirty Edits Vol. 2

仏アンダーグラウンドの切れ者選曲家集団<D-i-r-t-y Soundsystem>と、2 MANY DJ’sからも寵愛されるジャンル越境リエディットの魔術師PILOOSKI。シーンを牽引する豪華ダブルネームによるファンタスティックなシゴト集の第二弾!ジャンルよりもムード、センスのかたまりのような一枚です。

www.myspace.com/pilooskiedits




ジャケ上段右) ASHLEY THOMAS  “A Tale Of Two Cities”

タルクでおなじみのWAH WAH 45から。人気レーベル<COUNTERPOINT>からリリースされたアナログ盤が注目を集め話題となったイギリス出身のシンガーソングライター、ASHLEY THOMASのフル・アルバムです。ニュー・ソウルなムードと清廉なブラジリアン&情熱ラテンのナイス・ミクスチャー!

www.myspace.com/ashleythomasuk




ジャケ下段左) 6IX TOYS

エイミー・ワインハウスやリリー・アレンのバックもつけていたHAGGIS HORNSをフックアップしたことで一躍その名を轟かせたUKジャズファンクの新鋭レーベル<First Word>がHAGGISに続いてプッシュする注目の逸材。先行シングル「Voodoo People」(もちろんプロディジー)も激話題!

これは相当グレート!是非サポートを!!!

www.myspace.com/6ixtoys




ジャケ下段中) FRED LESLIE’S MISSING LINK / FAT LIP

現在大プッシュ中!<リンク・カルテット>や<ファット・フレッド>でオナジミの<ハモンド・ビート>から、痛快カバー連発のオルガン・ファンク・トリビュート・バンドがアルバムをリリース!「セサミ・ストリート」で知られるM2「Pinball Number Count」ほか、フック満載の強力盤!

www.myspace.com/fredlesliesmissinglink




ジャケ下段右) DON CHERRY & LATIF KHAN «MUSIC / SANGAM »

これはまだちょい先(3月半ばごろ)の発売なのですが、あまりにもグレートな内容だったので先に告知を。奇才ドン・チェリーの78年パリ録音、81年にマイナー・レーベルからワンショットで1000枚ほどプレスされ流通した、まぁ、よくある欧州ジャズのレア盤の類なのですが、ジャズというよりもエスノ・アンビエントなバレアリック・アルバムとして楽しめます。スバラシイ!!!




今週は(国内モノですが)マッドハニーが来日しています。本日渋谷クアトロを皮切りに、明日が名古屋、明後日大阪、18日の日曜、再び東京に戻って渋谷のO-NEST。お時間ありましたら是非足を運んでみてください!

詳細は  www.bls-act.co.jp/schedules/show/94  にて。



それでは!


(K)




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