DIRTY FRENCH PSYCHEDELICS
発売はまだまだ先のこと、おそらく5月下旬か6月上旬になるとは思うのですが、またもスキモノたちを悶絶させるグレートなコンピレーションが届きましたので、ここにアナウンスさせていただきます。
エレクトロクラッシュ、そしてその後の世界的なエレクトロ・ブームをイチ早くシニカルに裏側から俯瞰して見せた名コンピ『Dirty Diamond』でその名を上げたフランスのアンダーグラウンド選曲家集団、Dirty Sound System。
その監修による、新しいコンピレーションです。
タイトルどおり、今回はフランスのオブスキュアなヴィンテージ・サイケデリック・ミュージックを掘り起こしています。
コルテックスやブリジット・フォンテーヌ、ニーノ・フェレールなどのちょっとした有名どころから、ヴァイニル・オークションでも滅多にお目にかかれないようなメガレアもの、或いはほぼニュー・ディスカバリーといっても差し支えないような驚きの逸品までをコレクション、ソフトロック、ボッサ、フュージョンからサントラ&モンドまで、ジャンルレス、ボーダーレスなセレクトながら、全体を覆う気だるいムードがいかにも「Dirty」っぽい、本当に素晴らしい作品です。
アニマル・コレクイティヴからMGMTに至るまで、ポップ・ミュージックのメインストリームに吹き荒れるサイケの嵐、その裏路地にひっそりと花咲くダーティー。
絶対主役ははれないだろうけど、やっぱタダモノぢゃないっす。
そういえば昔、ファミコン全盛期にあえて僕はカセットビジョン以来のセガ派でした、みたいな、クラスにひとりはいるんですよ、そういうヤツ。そんなヤツらに好き勝手セレクトさせてみました、という感じでしょうか。
Dirty Sound System profile:
Clovis GouxとGuillaume Sorgeというふたりからなるプロデューサー、DJ、選曲家ユニット。これまでにJustice、Simian Mobile Disco、The Emperor Machine、Theo Parrish、The Gossip、Maurice Fulton、Tim Sweeney、Mr Oizo、Metro Areaなどとステージ、ブースを共にしている。『Dirty Diamond』や『Dirty Space Disco』、『Love』などといったコンピレーションの編集、Pilooskiによる「Dirty Edits」でのカルトなリエディット仕事の12"シングル・リリースなど、マイペースながら質の高いリリースの数々により世界中で確固たるファン・ベースを確立している。彼らのブログalainfinkielkrautrockはデイリーで1000ヒット以上をコンスタントにマークし、好事家たちのあいだで密かな話題となっている。
http://www.d-i-r-t-y.com/
http://www.alainfinkielkrautrock.com/
(K)
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