12/25/2009

HONEST JON'S



チラリチラリとは触れておりましたかと思いますが、改めまして。

ヒプノティック・ブラス・アンサンブル、シモーン・ホワイト、モーリッツ・フォン・ オズワルド・トリオの国内盤発売と同時に、<HONEST JON'S>レーベルの直輸入盤の取り扱いも、スタートしております。

旧譜に関しては、以前パートナーシップを結んでいましたEMIとの関係もあり、まだ全ての商品の取り扱いが可能になっているわけではないのですが、オープンになりましたタイトルから、順次販売を開始していくカタチになるかと思います。

ということで最近販売開始した商品をいくつか、ご紹介させていただきます。


CEDRIC IM BROOKS & THE LIGHT OF SABA "The Magical Light Of Saba"
名門<スタジオワン>のサックス・プレイヤーとして多くのジャマイカン・ミュージックを支えてきたセドリック・ブルックスによる<ライト・オブ・サバ>のコンピレーション。ナイヤビンギをベースとしながらも、「Sabebe」や「Africa」に聴くことができるようなレア・グルーヴとルーツの交錯した唯一無二のグルーヴィン・サウンドや、サン・ラーとも交流があったという彼のジャズへの傾倒をうかがわせるキラーなホレス・シルバー「Song For My Father」のカバー、そして定番 「Satta Massa Gana」や「Sly Mongoose」など、聴きどころ満載の濃厚な一枚!カリプソ・コンピ『London Is The Place For Me』と並びこのレーベルのプロップスを一気に引き上げ るキッカケとなったリリースです。

WAREIKA HILL SOUNDS "Wareika Hill Sounds"
LIGHT OF SABAのオリジナルメンバーでもあるトロンボーン奏者のCALVIN BUBBLERS CAMERON率いる「WAREIKA HILL SOUNDS」によるアルバムです。シングル・カットされ、ジャズ系リスナーのあいだでも話題を呼んだM1「Coconut Head」やM9「One People」を筆頭に、アフリカン・ミュージック、ナイヤビンギ、ジャズ、ファンクなど、さまざまな音楽がクロスしたスピリチュアル・サウンドを満載。モーリッツ・フォン・ オズワルドがマスタリングを担当、鋭い出音は、さらにエッジを増しています。

JUNIOR DAN "Junior Dan"
70年代末から80年代初頭、ニューヨークを拠点に、ジャック・ルビーやニコデマスらの良質なジャマイカン・ローカル・アーティストたちの音源をリリースしていたカルト・レーベル<Clappers>に残されたJunior Danの 録音をディギン&コンパイルしたもの。オーガスタス・パブロの「ロッカーズ」周辺からキャリアをスタートさせたJunior Danは、「Jah Foundation」などコレクター・ゴコロをくすぐるナイス・ ステッパーズや、ワッキーズ・ミックスによる『KTW Dub』などの名盤を残している、知る人ぞ知るアーティスト。隠れた偉人にスポットライトを当てるオネスト・ジョンズならではのイイ仕事といえます。

TONY ALLEN "Lagos No Shaking"

フェラ・クティ黄金時代の屋台骨ドラマー、トニー・アレンの2006年作。90年代末に仏<COMET>の後押しでシーンにカムバック、以降極めて精力的な活動を続けるヴェテランによる屈指の傑作です。今年はSTRUTの「Inspiration Information」シリーズでJIMI TENORともコラボ、素晴らしい作品を届けてくれたトニー・アレン。現在進行形のダンス・ミュージックとも積極的にかかわりを持ち、常に自らをアップデートし続けるその姿勢は本当にリスペクト。しかしながらバック・トゥ・ルーツな本作のようなアルバムにこそ、やはり彼の真髄は刻み込まれているかと思います。クラシックス!


今後も随時アップデートさせていただきます。

宜しくお願い致します。


www.honestjons.com


(K)

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