4/14/2010

USインディー・ファン注目!シカゴの新人、Light Pollutionのデビュー・アルバムが6月発売決定!




ブレイク前夜のアニマル・コレクティヴをイチ早く世界へと発信し、高木正勝の海外進出もセットアップしたかと思えば、グレン・ブランカを引っ張り出してきてNO WAVEな玄人筋を唸らせてみたりと、様々なユニークなリリースで熱心な音楽ファンからリスペクトされてきたニューヨークの先鋭レーベル、CARPARK RECORDS。

もとはエレクトロニカのレーベルとして、弊社でも国内リリースしていたGREG DAVISとかKEITH FULLERTON WHITMANとか、どちらかといえばエクスペリメンタルで難解な、極北にほど近いサウンドやアーティストを多く手掛けていたレーベルなのですが、時流をうまく捉えた的確なディレクションでポスト・エレクトロニカ時代の混沌を見事に生き抜き、驚くようなビッグ・ヒットこそありませんが、USインディー・シーンには欠かすことのできない貴重な存在として、今なお多くのリスナーから支持を集めています。

ここ最近も、DAN DEACONですとか、BEACH HOUSE(なんと最新作はSUB POPからのリリース!)ですとか、あとはアニマル・コレクティヴがやってる傘下レーベルのPAW TRACKSからのARIEL PINK(現在は4AD所属)ですとか、あとから振り返ってみると「おっ!?」っというようなアーティストを、結構色々と、手掛けているんですよね。

そして今年、CARPARKがTORO Y MOIに続いて、総力を上げて売りだしていくのが、この新人のLIGHT POLLUTIONです。

シカゴ在住のソングライター、James Michael Ciceroを中心に、Matt Evert、Nick ShermanとJed Robertsonを加えた4人からなる新人バンド、LIGHT POLLUTION。

ロウファイな耳あたりとヘイジーな輪郭、全体を覆うサイケデリックなムードは、グリズリーベアやディアハンターあたりに通じるようなところもありますが、シューゲイズの残滓をうまく掬い上げながら、チルウェイヴやシンセポップ的な今様インディー感覚も織り交ぜることにより、先人たちとは少し違った、独自のサウンドスケープを紡ぎ出すことに成功しています。

アルバムからのリード・シングルで、曲名どおりのヘヴンリーな極楽チューンのM1「Good Feelings」は、現在米国のウェブジン、Pitchforkで無料テイスティング/ダウンロードできますので、是非お試しを。ちょっとコールドプレイにも通じるような…

アルバム『Apparitions』は、6月中旬の入荷を予定しております。


www.myspace.com/lightpollution


(K)

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