7/10/2006

African Pearls

サリフ・ケイタのアルバム『ソロ』をはじめとした数多くの作品のプロデューサーとして知られるイブライム・シラの監修の元に立ち上げられた新たなるプロジェクト「African Pearls」が始まります。

コンゴ、ギニア、セネガル、マリと、国別にスポットを当て、それぞれの国を代表するアーティスト、楽曲をピックアップ(主に60年代や70年代のヴィンテージ音源が中心となります)して二枚組のコンピレーションへとまとめ上げます。9月の上旬からひと月に一枚のペースで、リリースを開始する予定です。

また、そのシラのプロデュースによるグリオの真髄をいまに伝える画期的なプロジェクト、マンデカルーの第二弾リリースも、準備中です。こちらは解説付の国内盤として、同じく9月に発売予定(PCD-2664)です。

いずれにしても9月あたりからアフリカまわりのリリースが活発化します。この企画も盛況のようですし、従来からのディープなファンは勿論のこと、最近になって新しくアフリカに興味を持った、そんなリスナーにも楽しんでいただけることと思います。

これまでにPヴァインが紹介してきたアフリカものといいますと、Miles Cleretの<Soundway>レーベルのような、クラブ・ミュージック的な視点からも受容できるようなものがメインでしたが、今回はちょっとスタンスが異なるかもしれません。しかしながら、これはこれで是非とも多くの皆様に耳にしていただきたいと思っております。

どうぞ宜しくお願い致します。

(K)