WAYFARING STRANGERS: LONESOME HEROES on NUMERO
先ほどのRIVERMANの項でも触れたシカゴ<NUMERO>の『WAYFARING STRANGERS: LONESOME HEROES』ですが、昨年秋のリリース以来ジワジワと話題が広がりつつありまして、まだここでご紹介していなかったようなので改めまして。
"WAYFARING STRANGERS"は、ソウル/ファンク系でも数々の劇的発掘でマニア筋を悶絶させているシカゴのレーベル<NUMERO>によるローカル・フォークの発掘シリーズです。
第一弾の「Ladies From The Canyon」(ジャケ右下)はジョニ・ミッチェル・フォロワー的な女性シンガー/ソングライターに焦点を当てたもので、第二弾は「Gitar Soli」(ジャケ右上)と題して、ジョン・フェイヒィやレオ・コッケの系譜に連なるギターものをコレクション。
このテのフォーク系のオリジナル・アルバムは、レアなブツはとことんレアで入手困難ということで、両者とも、多くの皆さまから、喝采をいただきました。マニアのみならず、現在進行形の「フリー(ク)・フォーク」的なサウンドを求めるロック系のリスナー層からの支持もあり、マニアックな選曲ながらも、長期間にわたって持続的に売れ続けております。
そして第三弾となるのが、昨年9月リリースの最新作「Lonesome Heroes」です。
今回は第一弾の男性版ともいえるコンセプトの編集盤。チャーリー・パットンのようなブルース・シンガーやウディ・ガスリー、ボブ・ディランらフォークの偉人に影響を受け、70年代から80年代にかけて活動していた知られざるフォーク・シンガーたちのレアな楽曲をこれでもか、とばかりにディグっております。前二作を購入いただいた方なら絶対に気に入っていただけるかと思います。
Tracklist
01. Jim Schoenfeld / Before : Schoenfeld 1973
02. Jim Ransom / It’s So Profound : Ransom 1973
03. Richard Smyrnios / As I Walk : Smyrnios 1973
04. Tucker Zimmerman / No Love Lost : Zimmerman 1971
05. Kieran White / Hummingbird : White 1974
06. Les Moore / Ooh-Pah-Do-Pah-Do : Davis 1973
07. Rob Carr / RNB II : Carr 1970
08. Jack Hardy / The Tailor : Hardy 1976
09. George Cromarty / Little Children : Cromarty 1973
10. Jay Bolotin / Dear Father : Bolotin 1970
11. Tony Trosley / Deep Night : Trosley 1982
12. Roger Lewis / Autumn : Lewis 1981
13. Tim Ward / Good Morning : Ward 1972
14. David Kauffman / Kiss Another Day Goodbye : Kauffman 1984
15. John Villemonte / I Am The Moonlight : Villemonte 1977
16. Bob Brown / Close of Day : Brown, Franks 1972
17. Robb Kunkel / O’Light : Kunkel 1973
www.numerogroup.com/
(K)
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